洋服や下着、タオルなど、捨てるのがもったいなくてボロボロになるまで使ってしまうという人は多いと思います。しかし、ボロボロになっても使い続けると衛生的に問題が出てくるものもあります。
それは、歯ブラシやスポンジ、また家の中にある各種フィルターなど清潔に保つための小物たちです。これらはどうしても汚れやすく、使い続けるのは不衛生でお勧めしません。
今回はこれら汚れやすい小物の交換のタイミングをご紹介します。
交換のタイミングが人によってかなり違うのが、歯ブラシです。
毛先が外側に広がったら替えどきと言われています。それも重要ですが、毎日、歯垢を落としているとどうしても毛束の間に菌が付着して繁殖してしまうのが問題です。
歯ブラシがきちんと汚れを落とすことができる機能を保ちながら、衛生上も問題なく使えるうちに交換するのがベスト。目安は約1ヶ月です。毎月1日など、日にちを決めて交換するといいでしょう。
キッチンのスポンジも、替えどきがよくわからないもののひとつ。
少し高めの丈夫なものを買うとついつい何ヶ月も使ってしまうということはありませんか?キッチンのスポンジは水分を含みやすくできているため、常に濡れたまま。
そこに食器洗いの際に、カスが入り込んでしまって雑菌がどんどん増えてしまうことに…。除菌効果のある洗剤を使用していても、カスや汚れを含んだままでは雑菌は完全に撃退できません。
できれば、食器洗いの度に、スポンジもしっかり汚れを落として水気を切る、さらに天日干しできればベストです。
また、日々しっかり働いてもらうスポンジですから劣化が早く、洗剤を含んで汚れをしっかり落とす基本機能も失われやすい傾向に。
そうなる前に交換するよう心掛けましょう。洗う頻度や量にも寄りますが、1ヶ月を目安に交換するといいでしょう。
ちなみに筆者は、100円ショップで10個程度のスポンジセットを買い、気づいたときに交換するようにしています。
月に一度交換しても年120円程度の出費で済み、気楽に交換できるのでおすすめです。
ご自宅のリビングやトイレの壁や天井に小さな丸、もしくは四角い換気の窓のようなものがありませんか?
存在感がなく見落とされがちですが、それは通気口(給気口・排気口)というもので、室内の空気をこっそり入れ替えているものです。
そして、そのカバーを外してみるとホコリがびっしり詰まったフィルターに驚くかもしれません。もちろん外気を室内に取り込む際に、フィルターがなければ室内が花粉やホコリでいっぱいになってしまいます。
これをフィルターが防いでくれているのです。
もし、このフィルターにホコリがびっしり詰まっていたら、すぐに交換する(または洗えるタイプはすぐに洗う)のはもちろんですが、室内の空気キレイに保つためには3ヶ月に一度程度、季節が変わるごとに交換することをおすすめします。
ただし、この通気口にはさまざまなカタチやサイズがあり、カバーの取り外しが簡単なものも難しいものもあります。よく確認して交換するようにしましょう。
それでも通気口は普段触らないし交換がうまくいくか不安、どんなフィルターがいいのかわからない。いっそのことしっかり掃除してしまいたいというときは、専門業者におまかせするのが安心かもしれません。
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