暑さが続き、梅雨入りが遅れている東京を含む関東甲信地方ですが、梅雨のもうカビ対策はもうお済みですか?
例年ですと梅雨は降水量が多く、湿度も高めに推移します。できるだけ早めにカビ対策をすることで、梅雨を快適に過ごしたいものです。
ということで、先週は“キッチン”のカビ対策をご紹介しましたが、今週も引き続き“浴室”のカビ対策をご紹介します。
何といってもカビ対策で大切なのは普段のお掃除!
カビ対策はまず、浴室全体を常にキレイに保つことが何より大事です。いつものお風呂用洗剤でこまめに掃除してカビが好む汚れを取り除き、乾いた状態をキープするようにしましょう。ただし、今回は梅雨のスペシャルケアということで、いつもは疎かになりがちな浴室全体のお掃除方法をご紹介していきます。
小物類は一晩 重曹風呂に浸けましょう
まずは、浴室内のイスや洗面器などの小物類から始めます。一個一個スポンジで力まかせに洗うのもいいですが、もっと簡単に汚れを落とす方法があります。浴槽の残り湯に重曹1カップ(100円ショップで購入可能)を入れて溶かしたら、小物類を入れて漬け込みます。浴槽用のフタもシャワーヘッドも入れて、一晩放っておきましょう。そうすることで汚れが浮きやすくなり、あとは軽くスポンジで擦るだけでキレイになります。
まずは浴室全体を簡単お掃除
浴室全体をお掃除していきます。まずはシャワーを使って、浴室全体をざっと洗い流します。そして、浴槽をいつも通りお風呂用洗剤とスポンジを使って洗いましょう。次に壁や床のお掃除です。お風呂用洗剤を溶かしたお湯につけた専用スポンジやブラシで、壁を1面ずつ上から下にS字を描くように、最後に床全体をしっかり擦って洗い流します。
そして、最後に排水口部分に取り掛かります。まずは目に見える髪の毛などの大きなゴミを取り除き、お風呂用洗剤とスポンジやブラシで擦って洗い流しましょう。
それでも落ちないカビ汚れはこうして撃退!
ここまでで浴室の90%ほどはキレイになったはずです。しかし、浴室の四隅や排水口などには、カビなどのしつこい汚れが残っているはずです。浴室のカビはおおよそ黒カビか赤カビの2種類。それぞれの撃退方法をご紹介します。
黒カビ
浴室を見渡すとタイルの繋ぎ目に黒い何かが見当たりませんか?それが黒カビです。黒カビは根を張ってちょっと洗っても、またすぐに増えてきます。見つけたら根っこから撃退しましょう!黒カビの撃退方法にはさまざまありますが、塩素系漂白剤、特にジェルタイプをおすすめします。黒カビの部分に塩素系漂白剤を塗って2時間ほど置くことでカビを根絶やしにできます。最後にブラシなどで擦り、洗い流して終了です。
赤カビ
赤カビまたはピンクカビと言われていますが、実はカビではなく「ロドトルラ」という赤色酵母が繁殖したもの。浴室のヌメヌメした場所に発生するピンク色の気持ち悪いあれのことです。こちらは普通のお風呂用洗剤で簡単に落ちますが、今回はスペシャルケアということで、より効果的な塩素系漂白剤を使ってみましょう。赤カビの部分に塩素系漂白剤を塗るまたは吹き付けて30分置いて洗い流して終了です。
注意!塩素系漂白剤を使うときには、換気を心掛けて、くれぐれも酸性の洗剤と同時に使わないように気をつけましょう。
お掃除後のカビ対策
浴室がキレイになったら、カビの発生を防ぐためにこまめに掃除をするのはもちろんですが、浴槽にお湯を貯めたままにせず、お風呂上がりの換気を心掛けるなどして、できるだけ乾燥させた状態を保つようにしましょう。
でも、いざ浴室のお掃除もしっかりしようと思うと、なかなか億劫なもの。そんなときは、ハウスクリーニングにお任せするのもいいでしょう。
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